773n旅日誌

自転車でのツーリングや各地を巡った記録

【自転車旅】【山口】ぶらり山陰横断旅その1~もう帰ってもいい?~【角島】

「行ってくるぜ、相棒」

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偶然撮れた何か良い感じの一枚。
これ、その辺にいたオッサン。

という事でぶらり山陰自転車横断の旅、はじまります。

 1日目は山口県下関市の北部に位置するツーリングのメッカ。
CMでも使われた角島大橋からスタート。
まずは最寄りの阿川駅へワープする。

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時刻は7時前。

都心なら既に満員電車で皆死んだ目をしていたけど、ココは静かな木造の無人駅。
朝練に向かう高校生の姿しか見えない。

ここから山口の角島まで輪行して、目指すは鳥取砂丘まで。
いつもより少しだけ高揚感を感じる田舎の朝。

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とはいえ特急の無いローカル路線。ともかく長い。
強制的青春18きっぷに揺られながら、阿川駅に到着する頃には日が高くなっていた。

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超!快!晴!

阿川駅無人駅。田舎から田舎へ来ました。
まずは自転車を組み立てる。

 

じーーーーーーーーー
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・・・。

停留しているバスの運転手がずっとこっち見てるんだけど。

 

じーーーーーーーーー
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・・・・・・。

いつまで見てんだ運転手。

 

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完了!!

じーーーーーーーーー

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・・・・・・・・・・・。

もう組み終えたから!今準備運動してるからこっち見んな


とりあえずスタート。

阿川から角島は多少登りがあるので、これからの長い旅の体力を使わないよう慎重に走っていく。
程なくして到着。既に車が結構いt...

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勝利である。✌('ω'*)✌✌(*'ω')✌
もう帰っていいかな?

良い天気だなーと思いながら走ってたけど、初日のスタートラインが大変な景色とか、この先どうすりゃええねん。
ここから鳥取まで走るんだぞ。

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あまりにも綺麗すぎるエメラルドグリーン。最オブザ高、角島大橋
さぁ橋を渡ろう。

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イイワァ(*ノv`)

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角島の最果て。
もうこの先に島はない。あとはひたすら東へ進むのみ。
今回の旅は寄り道しながら7日間かけてゆっくりと走りきる。のんびり行こう。

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終着点みたいな雰囲気だけど、まだ始まってません。

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角島大橋へ戻り、旅の記念撮影。
いつも通りセルフタイマーで

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そして冒頭の偶然写ったオッサン。
ぶっちゃけ超カッコいい。
私は!?

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オイ(怒)
カメラが反抗期。

この後何度かやり直したけど、いずれもピンボケ。
カメラが反抗期。

 

f:id:seugo24:20170530235916j:plain気を取り直し、いざ出発。


角島からは国道191号線に沿って、トンネルや狭い地帯はなるべく脇道へ逃げる。
若干走りにくいけど、まぁこの程度なら問題ないなーという感じの道。

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次なる目的地、元乃隅稲荷神社へ。

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黄色いガードレールが何とも山口らしい。

結構なアップダウンの繰り返しで、神社周辺も急斜面。
ぶっちゃけかなりキツい。
集落を抜け、岸壁に沿った道を走り続けてようやく到着。

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山口は長門。その北部に佇む独特の景観。
元乃隅稲成神社。

京都の伏見稲荷神社を彷彿させる何本もの鳥居。
それが海に向かって伸びている。
一度写真を見て、今回の旅で必ず行こうと決めていた。そう、これだよ。これが見たかった。

最近人気だそうで、バスツアーも来てる。
わりと道狭いんだけど、よく大型バス通ったな・・・。

まずは下に降りてみる。順路は下から上に登るようで。

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いいね~これは黄昏タイム行けまs...

『何だか火サスみたいね』

BBAァァァァァァ!!!

 

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鳥居をくぐり、参拝を済ませる。
そして先ほどから気になってた頂上の鳥居へ。

 

f:id:seugo24:20170531001036j:plain入れにくい賽銭箱。

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入れにくいにも程がある。

これに向かって賽銭投げろとおっしゃるか。

挑戦するもの多数。
見事お賽銭シュートをきめた人には周りの人から淀みない拍手が送られます。

コツは下から押し出して賽銭箱に置いてくるイメージ。手のひらではなく、指に意識を集中。投げるよりも放る感じ。
そう、さながらバスケットのレイアップシュートみたいな感じで!

イメージしろ。
今の俺は赤頭の天才!
今の俺はキセキの世代!

シューッ!!


ガッ
ヒュルルル...
チャリーン...
アアアアア......

 

入らねぇ!!

リトライを繰り返し、5回目でようやく成功。
会場に拍手が湧き上がる。
わりと恥ずかしい。

 

 

そそくさと退散し、宿のある長門市街へ。

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明日の抜錨前にカロリーの爆弾。
天気予報を見直すと、1週間すべて晴れ。
奇跡の快晴の中、長い旅がはじまった。

 

 


次回は秋吉台へ。

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