【自転車旅】【鳥取】ぶらり山陰横断旅その6~平坦天国、振り向くと大山~【大山~鳥取】
ゲストハウスの朝は別にそんな早くない。
『起きてる~!?そろそろお店の朝食の準備出来てるよ~!』
オカンか!
ぶらり山陰自転車横断の旅も6日目。
やたらフレンドリーなオーナーさんに別れを告げて、前日に地元ライダーから聞いたツール・ド・大山のコースを使って下山開始。
大山は本当に見る場所によって全く違う世界を見せてくれる。
また登りたい。
下山はあっという間。
予定では国道を走るつもりだったけど、鳥取は基本的に平坦。
海岸沿いを走ってみる。
その日初めて知ったのだけど、鳥取は横断に便利な自転車道が存在していた。
大山下山からそのまま鳥取中部海岸自転車道に繋がり、北条バイパスへと接続できる。
バイパスといっても、側道が走れるので快適そのもの。
車もなく、平坦。
振り返れば大山が見える。
ありがとう鳥取。
北条バイパス側道の大農園地帯。
今日はこういう道をひたすら走るとか最高としか言いようがない。
ありがとう鳥取。
スプリンクラーに水かけられたけど気にしnふっざけんなよ鳥取ィ!!
毎日晴れてて雨とは無縁だった今回の旅。
初濡れはまさかのスプリンクラー。
くそう...。
北条バイパスをしばらく進むと道の駅 大栄に着く。
ちょっと楽しみにしてた場所。
北栄町は名探偵コナンの作者、青山剛昌先生の出身地。
ここは記念館が隣接された道の駅である。
コナンだけではなく、ヤイバもちゃんと扱ってるあたりこだわりを感じる。
なお、敷地内にはこんなのも。
裏表紙。
正面に立つとこうなる。
周辺はコナン推しが半端なじゃなく、人もかなり多い。
そういえばこの時期は映画やってたね・・・。
工藤さんの家のインターホンw
とりあえず押してみる。
ピンポーン
コナン『はーい、新一兄ちゃん今留守にしてるよぉ?』
工藤さんいないらしいよ。
その後も北条バイパスを行く。
ついに青看板に京都の文字。
角島からずっと東に走ってると、随分遠くまで来たって感じがする。
風車パシャリ。
真下にも行ける。
北条バイパスを走り終えると、今度は伯耆自転車道へ接続する。
道に沿っていけば東郷池へ。
それなりに交通量があるのに、こういった側道があるおかげで快適な旅になってる。
東郷池。
ちょっと寄り道。
周遊も快適。
道の駅 燕趙園で休憩。
施設全体が中国庭園。
アイスうめぇ。
ついに今回の終点、鳥取市に突入。
この時点で午後3時。
まだ時間には余裕がある。
ここでふと考える。
「今日鳥取砂丘まで走って、明日は走らず普通に遊べばいいんじゃね?」
調べたらロードが停められるような駐輪場は無さそう。
駅からバスもタクシーも出ている。
悪くない選択肢。
決まれば一直線。予定変更!
鳥取市の入口から市街まではわりと長い。
市内からは因幡自転車道があり、砂丘まで続いていた。
ゴールは近い。
おぉぉぉぉぉ見えてきたぁぁぁ。
意外!それは思ってたより木がある!!
とはいえ…
ぶらり山陰横断自転車の旅。
6日間の旅の果て、鳥取砂丘へついに到着!!
山口県の角島から始まって、
秋吉台を経由して島根県へ。
出雲大社へ参拝して、
鳥取県に入って大山を登り、
鳥取砂丘を目指してただひたすら走ってた。
やったことはそれだけ。
それだけなのに、道中で多くの人と出会い、沢山の絶景に恵まれた。
本当に楽しい6日間の旅だった。
もう翌日は走らなくていい。
初めて来た鳥取砂丘を堪能しよう。
聞いたところラクダがいる。
ラクダライダーしたい。
次回は鳥取砂丘の歩き方。