【自転車旅】【島根】ぶらり山陰横断旅その4~ご縁の国満喫ぽた~【出雲~松江】
出雲大社にて
二礼
四拍手
一礼
『神様わたしにガチャ運ください!!!』
(ここまでのあらすじ)
角島から鳥取砂丘まで横断中。日本海満喫ライドで縁結び王国突入。
そんな山陰旅4日目。
前回から続く国道9号避けを繰り返し、いくつもの峠を越えて待つのは人より神の方が多い町、出雲。
長く続いたアップダウンはここで終わり、これより東側は大平野が広がっている。
まずは縁結びの本場、出雲大社を目指して突き進む。
たぶんこれ真っ直ぐいけば着くね。
迷うことはない、平地万歳。
ほーら見えてきtでけぇな。
既に時刻は昼前。
シーズンだけあって人で賑わっている。
甘味にアイスに蕎麦と久々のザ・観光地に気分をポタリングへと切り替え。
出雲大社といえばの注連縄。
このあからさまな入り口から行くと初めての人は意外と迷う。
なぜならこの向こうにあるのは拝殿と本殿。
テレビでよく映るやつは神楽殿にある。
左に反れて坂を下るとと駐車場があり、観光案内所に駐輪させてもらう。
参拝開始。
歩くこと2分。
着いたで。
これですよ。
これ見に来たんですよ。
最大手サークル「賽銭箱」。
人を捌くために遠くから放り投げる神社もあるけど、ここはそんな事しない。
入れるは115円(良いご縁)
あと忘れてはならない二礼四拍手一礼。
次はおみくじ。
「神様ガチャ運ください・・・!」
紙『努力もしないで偶然の幸せを頼んではならない。出費が多く損害の重なるきざしがあれば無駄遣いしてはならない』
指摘が的確すぎない?
ここまで散々アップダウンを繰り返していたので、平地が新鮮で溜まらない。
出雲路自転車道を目指して神門通りをひたすら直進。
しばらく進むと寄り道ポイント。
旧大社駅。
個人的にすごく寄ってみたかった場所。
明治45年から平成2年まで使われた駅で、昔はここが神社まで参拝する始点だったらしい。
内部は大正浪漫に溢れてる。
電車降りたらこんなロマン駅がお出迎えしてくれて、そこから出雲大社に参拝とか、もう特別感半端なくない?
ホームもどこか懐かしさ。
無料で入れる駅なので見学時間もそんなかからない。
神社からも歩いて行けるので出雲に行く時は個人的にお勧めしたい場所。
ちょっと狭い生活道路だけど、しばらくすると斐伊川へ出る。
本番はそこから。
いいわぁ。
広さや視界から利根川CRを彷彿させる。
ともかく走りやすい。
そしてこの先には宍道湖が待ってる。
青いのが宍道湖。
湖の向こうにかすかに見える都市。
それが本日のゴールである松江。
宍道湖を自転車で走るのは初めてなので、それなりにテンション上がる。
さらに自転車道も出雲から続いているので見た目ほど狭さは感じない。
というか今までの道と比べてしまったら今日は最高に走りやすい。
宍道湖湖北自転車道へ。
この辺りまで来てようやく自転車乗りに出くわし始める。
数日ぶりのお仲間さん。
泣きそう。
てことで松江に到着。
時刻は18時前。
ちょうど夕日が見える頃。
おぉぉぉぉぉぉ...!!!?
ポタりにポタって最後に夕日。
最高か。
さすがに今日は特別綺麗だったのか、周囲の人も立ち止まって夕日鑑賞会が開始。
これまでの3日間、ゆっくり夕日を見る時間は無かった。
ようやくここまで来たという黄昏タイムのチャンス!
さぁ、黄昏よう。
集中できねぇ(怒)
角島から鳥取砂丘を目指す今回の山陰横断自転車旅。
ようやく半分まで辿り着いた。
どこも楽しくて、面白い人がいて、日に日に高揚感が強くなっていく。
後半戦、どんな景色が見られるのか。
どんな人に出会えるのか。
今回は本当に予測がつかず、逆にそれが楽しみで仕方なかった。