【自転車旅】【広島】ブルーラインの導くままに【しまなみ海道 尾道→今治】
しまなみ海道ってひたすら橋の上や高速道路に沿って走るものだと思ってたけどまるで違ってた。
世界に選ばれる自転車道はそんなチンケなものじゃなく段違いに最高でした。
今回はろんぐらいだぁすと同じ、尾道~今治へ行く広島スタートのしまなみです。
西日本に移住したので尾道までは車で行ける。
車も尾道駅すぐ近くの駐車場が1泊可能なので停めさせてもらう。
久々の船にテンション上がってきた。
自転車は片道110円。
向島の玄関口。ここから自転車のしまなみ海道は始まる。
早速原付に乗ったオバサンに話しかけられた。
オバサン「しまなみ行くのー!?」
私「そうですー!」
オバサン「次の信号を右よー!!」
私「あざーす!」
慣れてるなぁ("^ω^)・・・
右に曲がって出てきた因島大橋の看板
もう直感で「この先に海がある」と分かる。
おおおお
おおおおおお
おおおおおおおおおおおヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!
これがずっと走りたいと願ったしまなみ海道最初の橋。てかアレまで登るのか。
しまなみ海道はゆるやか~な登り坂で橋へ突入する。
これ思ったより今日登るやつや。
突入。
因島大橋の中。
びっくりするほど綺麗な一点透視。
橋からの瀬戸内海は思ったより綺麗。
天気は良好。
島の景色、海の景色、橋、ブルーラインの整った道が目まぐるしく変化する。
しまなみ楽しすぎ。
三口島橋からは橋の上。
しまなみの風景が本気出してきた。
生口島にあるしまなみ海道の人気スポット、ドルチェ。
ここのジェラートが美味いと聞いて・・・o(´∀`)oワクワク
ド○ーチェ!ド○ーチェ! pic.twitter.com/nhibPO7LnM
— ナナミワ (@seugo24) 2016年10月14日
ド〇ーチェ!ド〇ーチェ!ド〇ーチェ!
冗談はさておき、コレ甘いとか冷たいとかじゃなくて、美味い(*´艸`)〃
伯方の塩味とミカン味を選びましたが、思ってた3倍以上に塩が美味い。
ちょうど休憩したいと思ったところに出現するので、しまなみ未経験の方は絶対に食べたほうが良いです。
景色が南国風になってきたあたりで多々羅大橋出現。でかい。
ちょっと曇ったけど、渡り切った先にあるサイクリストの聖地碑に到着。
しまなみ海道の一大スポットに写真パシャりまくる。
今日の目的はこれで達成。全てはここに来たかった。
で、気になったコレ。
なにこれ。
どうやらサイクルスタンドらしい。
なんか自転車かけられた。
てか後ろォ!
お前はまだ分かるよ。
手を差し伸べてるもの。
お前は自転車を持つ気すら無いだろ!!
なんだそのポーズはw
ツッコミ所満載のオブジェにひと通り反応して
とりあえず後ろのやつと手を繋ぐ。
「多々羅大橋から先は特に見どころは無いだろうから、さっさと行こう」
そう思っていた。
大三島橋、伯方・大島大橋と過ぎ、夕日が近づく。
そこに最高の景色を見せてくれる化け物が待っていた。
直前の大島が山岳地帯になっていて、それなりに登る。
その先に待つ今までと明らかに違う長さ。
心が躍り最後の登りへ突入。
そこで足を止めた。止めさせられた。
(゜д゜)
(゜Д゜)ポカーン
(゜д゜)・・・
Σ(゜Д゜)ウェェェェ!?
しまなみ後半は何もないとか思ってスミマセンでした。
本日最大級の絶景がここにあった。
しまなみ海道最大の橋であり最長の橋、来島海峡大橋。その長さ4km。最高の景色を最高の時間がゆっくりと過ぎていく。
走行中、鳥肌が止まりませんでした。
そして終点、今治駅に到着。
距離自体は75km、すべてブルーラインが整備。
景色の変化が激しくて、決して飽きることのなかった瀬戸内海横断。
本当に気持ち良かったです。
しかし、しまなみ海道の優しさはまだ終わらない。
旅館は今回、人気の道後温泉ではなく今治から近い鈍川温泉を選んだ。
迷わないようグーグルマップで道順に沿って走るが・・・
親切か!!!
信じられないけど、鈍川温泉峡に着くまでずっと私を導いてくれた。
ちなみに途中から分岐する道後温泉方面にもブルーラインは続いていました。愛媛県がどれだけ自転車に力を入れているかよく分かる。
世界から選ばれたサイクリストの聖地、しまなみ海道。
終わらないブルーラインはどこまでも優しく自転車乗りを迎えてくれました。
翌日は尾道までの復路。それはまた次回。