【自転車旅】【グアム島】恋人岬までレンタサイクル使って走ってきた
グアムには日本語の通じるレンタサイクル屋があった。
『アンタ恋人に土産買わないノ?』
「恋人いないよ」
『まー寂しいワネー』
やかましい('A`)
グアム島の名物スポット、恋人岬。
世界中から多くのカップルが訪れるこの場所へ、自転車で行くことが出来るのか。
結論からすると出来るのです。シャトルバスなんざ、いらんねん。
という訳で、グアム島の地図と、自転車を借りる場所、そして恋人岬の場所がこちら
基本的にグアムのホテルはこのタモン湾沿いにあり、日本の海外旅行パックで泊まる場所もこのエリアになります。
お店やビーチも密集していて、私自身このエリアしか行っていませんが十分楽しめました。
そしてレンタサイクルを扱っているお店がこの「コンビニエンスストア大阪」
そう、大阪。おもいっきり日本語。店内はお土産屋で、名前のとおり日本語も通じます。
「自転車を借りたいのですが」
『何台?いくらでも行けるよ?予約?いらんいらん、団体こない来ない限り余裕』
だそうです。
ヘルメット、鍵は無料貸し出し。
耐えるべくはおばちゃんのマシンガントークのみです。
GIANT入手。これで後は恋人岬までライド開始。
ここでグアムの交通事情の注意点をいくつか。
①右側通行
海外の車は左ハンドルなので道路の右側を通行します。当然、自転車も右側です。
②歩道を走る
グアムのホテルエリアは路側帯に余裕が無く、現地の人からも「歩道を走らないと死ぬよ」と注意を受けました。
こんな感じで自転車も歩道を走るよう表示されてます。
③歩行者信号は全てボタン式
グアムはこのような横断者用のボタンがあり、これを押すことで信号が変わります。自動では切り替わらないので、知ってないと待ち続けることになります。
こんな感じ。
ちなみに日本に比べて切り替えがもの凄い早いです。場所によっては押した瞬間信号が変わります。
そして赤になるのも異様に早いです。そのためか滞在時、渋滞を一度も見ませんでした。
④挨拶
ランニングしてる人などすれ違い時に「Hello~!」とよく言われました。
自転車乗りたるもの元気よく「Hi!」「Hello!」と返しましょう。
ちなみに向かい側から来る自転車にお互いお辞儀するという、自転車乗りなら一度はあるあの場面は当然ながらこっちには無い。手でも振っとけ。
で、恋人岬までの道のりですが・・・
グアムの中心街、ペール・サン・ビトアーズ・ロードはアップダウンが多く、恋人岬まで行くには結構登ります。
店から東へひたすら進み、この交差点を右折。ちなみに直進すると旧日本軍が使用していた大砲が置かれているガン・ビーチへ行けます。
わりと斜度があって殺しにかかってくる。
グアム北部へと続く道路マリン・コア・ドライブ。
先ほどの坂を登って横断歩道を渡った後の画。ここを道なりに進み、「道を間違えたかも・・・?」と不安になってくる頃。
そんな折にようやく
道合ってた。
少し先に横断歩道があるのでご安心を。
Two lovers point(恋人岬)の看板。
南国の田舎道ダァ!ヽ(*´∀`)ノ
しばらくウヒョーしながら走る。
ゴールはもうちょい。一本道。
到着!Two lovers pointこと恋人岬。
この日は幸運にもカップルというより家族連れ、友達同士が多かったです。
2人っきりの男子旅もいましたが彼らの関係が友人なのかは分かりません。
そしてグアムのパンフレットでよくある岬の写真。
これだァ!
終焉を迎え、無力に沈む人間達の図。
スコール直前の雲が通ったので、こうなった。
展望台から。入場料は3ドル。
抱き合う男女の彫像は恋人岬の象徴。
ここで結婚式を挙げたカップルの名前が石碑に彫られるくらい、恋愛のパワースポットらしいです。
陽気なBGMが流れ、景色も良く屋台もあるので休憩場所にも最適です。
が、これ後ろから見ると・・・
ま さ か の ガ ニ 股
もうちょい何とかならんかったのか。
そして何だかんだでここはアメリカ。店員もオープンな人が多いです。
かき氷屋の店員さんが『そこの兄ちゃん!これ食べてみな!』と試食させてくれたり、スタッフに写真撮ってもらったら『良い旅を!』と声かけてくれたりと、退屈しない場所でした。
夕食も現地のチャモロ料理をば。すごい量だがこれとバドワイザー2本で17ドル。
グアムはホテルと航空代除けばわりとリーズナブルです。
そして海が私を待っている。
翌日はシュノーケリング三昧。この海へひたすら潜る。
それはまた後日にて。