【自転車旅】【東京・神奈川・千葉】東京湾1周で見えたもの【海なんてなかった】
100km~150kmを安定して走れるようになってきたので、今までやりたくてもやれなかった東京湾1周に挑戦してみました。
あと個人的な理由で関東を離れるので、どうしても達成しておきたかった。
朝6:00出発。荒川を走ってスタート地点の東京駅へ。
朝8:00の東京駅前
土曜だけど誰もいない。ここから起点に再び東京駅へ戻ってきます。
特に大きな登りもないし、補給しながら走れば達成出来るでしょう。と適当に算段し、いざ国道1号を神奈川方面へ。
意外と東京の名所は国道1号沿いに密集してる。
さすがに信号も多くイライラしながら走り続ける場所だけど、道幅が広いので変な道よりよっぽど安全。
むしろ車よりも歩行者や道路の右側を走るママチャリの方が怖い。
青看板に従い、2時間くらいで横浜へ突入。
日本丸かっこいいよ日本丸。ついでに赤レンガ倉庫も行けば良かった。赤レンガにロードは映える。中華街も近いので補給するのも良いかと。
青看板ってそのまま走れば本当に迷わず行けるなぁ、と複雑な関東の道路を上手く導いてくれる看板の有難さを感じる。
しかして信号。お前は多すぎる。
11:30
横須賀へ到着。
ゆないてっど すていつ ねいびー
つまり米国海軍。これ以上先には軍人でないと進めません。
三笠公園になる記念艦三笠、やはり横須賀の海は軍港が色濃く出ている。
海育ちなので船とか見るとやっぱりテンション上がります。さらにちょうど編隊飛行の練習中なのか、5機ほど戦闘機が三笠の上空を過ぎていった。
おわかりいただけただろうか。
ちなみに三笠公園周辺は自転車乗り入れ禁止です。係員に注意されました・・・。
ここから東京湾フェリーのある久里浜まで10km無いです。青看板先輩についていけば迷わずたどり着けました。
12:30
久里浜フェリーポート到着。見事12時台の船を乗り逃す。
かなりの時間ロスなのでもう昼飯をここで取ることに。
フェリーポート食堂の海軍カツカレー。
どのあたりが海軍なのか誰か教えて下さい。
補給も済ませ、船旅で千葉へ突入。
ここで眠さが出てくる。前回房総半島へ行った時ははしゃぎ過ぎてデッキで何枚もパシャパシャ撮ってましたが、さすがに既に100km以上走っているので、回復に努めました。
何度見ても青マナと緑マナ出る土地だわコレ・・・
14:00
金谷港着。風景が一気に青と緑の世界へ。
やっぱさー房総って控えめに言って関東最高の平地だと思うんですよねーヽ( ´ー`)ノ
正直言ってまともに海と山見えたのここだけな気がする。
これこれ、これだよ。これがやりたかったんだよって感じで走っていて本当に面白い。
途中に田舎を思い出す夏の田園風景に出会うなど。
どこぞの親子がママチャリで走っている。小さい子供が補助輪のついた小さな自転車で
母親を追いかけていた。
なんだろう。この懐かしい気持ち・゚・(ノД`;)・゚・
というか東京湾を走っていたら何で知らないうちに山奥の風景を走ってるんだ私は。
その後も国道16号をひたすら北上。青看板パイセンはそこから黙ってしまった。
木更津
国道16号をひたすら走る
国道16号をひたすら走る
市原
国道16号を(ry
千葉
国道(ry
びっくりするくらい何も無ェ。
どっかの工場と何とか通れる路側帯、あと木。以上。
ここまで青看板先生に従って走ってましたが、房総から先はもう少し海側を走った方が
楽しめるかもしれません。
あとコンビニが少ないです。補給(特に水!)に注意しましょう。
17:00
幕張海岸まで来て、ようやく海沿いらしい景色に再開。
このあたりから再び街中を走るようになってきました。幕張メッセも初めて見たので「デカァァァァイ!!!」と叫ぶ。いや、ほんとデカイ。
さらに青看板に従って進む。今日こいつしか見てないな。
船橋市に入り、首都高に突入。湾岸道路に遊歩道が付いていることを初めて知った。
おかげで迷わず舞浜へ。ネズミの国のライトアップが迎えてくれました。余裕があればディズニーリゾート外周も走ると気持ちいいかもしれません。昼も最高、夜も最高。そんな道です。
そして舞台は再び東京へ。
意外とこの首都高湾岸線はダイナミックな作りをしており、ジェットコースターに乗っているようなアップダウンがあって面白いです。
周りが夜で視界も限られるからかもしれません。歩行者には要注意。
東京に戻ってくれば、あとは覚えてる道。ゴールに向けて夜のビル街を走り続ける。
東京駅の摩天楼。時刻は21:00
スタートから13時間。ようやく帰ってきました。
足はもうボロボロだけど、やはり達成感が湧き上がる。
初めて200kmの距離を走り抜け、無事完走に辿り着けた。ロードバイクに乗り始めた時、100kmですら「もう無理、こんなん人がやるもんじゃない・・・」と思っていたのに、いつの間にかここまで走れるようになっていた。
東京湾はそこまで難易度の高い道ではないものの、成長を感じました。周りに誰もいなかったのでひたすら写真を撮りまくり、満足したところで家路へ。
荒川を再び走り、家に着く頃には最終的な走行距離は280kmになってました。もちろん現時点の最長記録です。
<まとめ>
東京湾一周は早朝に出れば夜には帰って来れます。
コンビニも当然多いので、補給も特に深刻なレベルまで陥るほどではありません。自分の体力や足がどこまで持つか、テストするためのコースに良いのかも。
とはいえ建物の間や輸送路を走る道が殆どなので、進む道を工夫すれば、より海を見続ける走りが出来て景観も楽しめるようになるかと。
てか工夫しないとまともな海の景色は内房だけです。千葉の干潟とか、見たかったよう・・・。
そんな東京湾1周。
翌日、まともに動けませんでした。