【自転車旅】【新潟】GWに初めて自走で一人旅をした話(ラスト)~久比岐自転車道~
氷見を出発し、朝の雨晴海岸へ向かう途中の海岸が美しすぎた。
この旅で学んだこと、綺麗な景色は朝が似合う。
自転車旅も5日目になり、後は帰るだけでした。が、どこか走りたい気概があった。じゃあ最後に軽く走ってこうと思い、新潟方面の電車に乗る。
ローカル線で2時間以上。トンネル内に駅があるという衝撃を受けながら、やってきた場所は新潟県。ここに廃線を利用した自転車道、久比岐自転車道があると聞き、行ってみることに。
スタート地点は名立駅。
すぐに海岸線に出ますが、自転車道の入り口は非常に分かりにくいです。道路と山の境にあるので、海側を走ってたらまず見つかりません。
既に結構進んだ場所にいた。あるぇ~?
すぐに合流できると踏んでたけど、これは素直に直江津駅から出発した方が良かったかもしれない。というか何で名立駅で降りたんだ。
気を取り直して再出発。
久比岐自転車道は住宅の間や、道路より上を走る独特のルートで出来ている。かつて鉄道が通っていた場所だというのを感じさせます。
早速トンネル登場。怖い...でも突入。
中はライトがあるので明るいのですが、日が当たらない場所だからか妙に冷える。
ていうか当時の雰囲気そのまま残してるので意外と怖い。いや普通に怖い。
このどこに続いてるかも分からぬ空間たまらんね。
外は道の駅が見える。なにやらお祭りをしている様子。
西へ向かう行き方だと、後半は住宅地を走りますので速度はほどほどに。
そして糸魚川駅まであと10kmくらいのとこで自転車道が終了します。
信じられないレベルの強い向かい風が最後の最後で私を迎えてくれました。
糸魚川駅へ到着。
久比岐自転車道はかつてここに栄えたであろう鉄道の雰囲気を感じる道と、現在の生活者たちが日用する道をミックスした一風変わった自転車道でした。あとはここから北陸新幹線で家に帰るだけ。
あっという間に過ぎた5日間の自転車旅でした。
良かった点も悪かった点もありましたが、見たことない景色に出会えて本当に楽しかった。一度やると定期的にやりたいって感じます。
宿と取ったら後は準備して出発。やることはそれだけ。
ある程度慣れてきたらテントを使った完全なバイクパッキングにも挑戦してみたいです。そうすればもっと自由な旅が出来る。
ちなみに今回の5日間の走行距離は約350km。一日80km前後なので負担もなく楽しめまました。自転車旅初心者はこれくらいから始めてみるのが宜しいんじゃないかと、最後に定義して今回の旅をおわります。
次はどこかな。